10/04/08 19:32:15
3月26日に起きた韓国海軍の哨戒艦沈没を巡り、韓国国防省報道官は8日、原因を探る合同調査団に米、英、豪、スウェーデンの4カ国が参加することを明らかにした。
韓国では北朝鮮の関与を疑う声が強く、李明博 (イ・ミョンバク) 政権を揺るがす事態になっており、調査に万全を期したとみられる。
合同調査団は軍や政府、民間人で構成。韓国政府は早ければ15日ごろの船体引き揚げを目指しており、二つに分離した船体の切断面や残留物などを詳しく調べる予定だ。8日現在、原因を特定する物証は出ていない。
金泰栄 (キム・テヨン) 国防相が同日の国会答弁で「すべての可能性を念頭に置いている」と語るなど、政府は慎重な姿勢を崩していない。
しかし、哨戒艦の生存乗組員が7日、「外部からの衝撃のようだった」と証言。北朝鮮軍の関与を疑う報道や国会質問が相次ぎ、政府の対応にも批判が集中している。
こうしたなか、李明博大統領は6日の閣議で「G20や6者協議関係国などが注目している。国際社会の認定を受ける必要がある」と述べ、国際合同調査団の創設を指示していた。
ソウルの外交団からは「北朝鮮の犯行だった場合、国際社会の支持を得るための布石ではないか」(関係筋) との声も出ている。
■ソース
沈没艦調査、米英など参加 韓国政府「国際的認定必要」
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