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4月3日(ブルームバーグ):新興市場投資家は、一部の国際市場の伸びが鈍化している
ことから、韓国と台湾、トルコ、ロシアの企業への投資を検討すべきだと、米経済紙
バロンズ(4月5日号)が伝えた。
同紙は中国とインド、メキシコ市場が「警報を発し、調整局面入りしそうな展開を見せている」
なか、韓国など4カ国・地域のバリュエーション(株価評価)は割安水準にあるとしている。
同紙によれば、JPモルガン・チェース銀行のトム・レーベンソープ氏(ロンドン在勤)は、業績回復
や高い株主資本利益率(ROE)などからトルコのガランティ銀行株を推奨しているという。
また、フェデレーテッド・インベスターズのオードリー・カプラン氏は、世界的な景気回復の恩恵を
受けるとして韓国のサムスン電子を推奨している。フェデレーテッドの共同マネジャー、ジェフリー・
パザネーゼ氏はサムスン電子株が来年は最大20%上昇する可能性があるとみていると同紙は
伝えた。3氏がこれらの銘柄を保有しているかについては触れていない。
原題:Korea, Taiwan, Russian Markets May AdvanceMost, Barron’s Says(抜粋)
-- Editors: Theo Mullen, Dick Schumacher
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ソース:Bloomberg.co.jp