10/04/02 15:03:53 0fqkzd0h
>>905
同化の定義が曖昧だったが、言いたかったことは、日本人は移住先の住民と同じ行動規範を心構えて生活するということだ。
そこに住民との不和は生じない……ましてや”軋轢”なんぞは起こりえない。
同化の定義だが、現地人の生活様式の模倣ではなく、”自分自身が現地の人間になったつもりで振舞うかどうか”という心構えを指している。
そのため、たとえ移住当初は日本的な生活様式をしていても、時間が経つにつれて相手の生活様式に似てくるということはあるだろう。
チリやブラジルに移住した当初の日本人移民が、当地の宗教（キリスト教）に転宗して敬ったり、
現地で稼いだ収入の一部を当地の公共施設・生活基盤（学校、病院、道路、橋梁、鉄道路線、バス路線、上水道、下水道、電気、ガス）に充てたりすることは珍しいことではなかった。
それは社会的・経済的に”成功”したからすることではなく、それが自分の住む街にとって必要なことで、更にその行為が自然だったことから、
先の大戦でもチリ国内の日系移民は、チリ国内の反日暴動（第二次世界大戦当時、チリ政府は米国に同調していた）に対して、村人や町人レベルで守られた。
よって、他国に移住した人間が最終的に現地人に溶け込めるか否かは、そこに住まう住民と心を一つにできるかどうかだと思う。
中華思想が遺伝子レベルで骨の髄まで組み込まれている中国人に、それができるとは思えない。
そしてそれが日本人と中国人を隔てる最大の違いだと言える。
華僑集団がいくら経済的発展に貢献するからといって、現地人を無視して行動するなら（＝現地人に不快感や不信感を抱かせる中国人がいるのならば）
現地人と中国人移民の争いや対立はいつまでたっても無くなることはないだろう。
多くの日本人はそのことを弁えているし、それが理解できない中国人を不思議にも不気味にも思っている。
最後に東南アジアの例だが、あれは”滞在者”であり、”移住した人間”ではない。