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>>1の続き
≪逃げ出すのが唯一の解決≫
リポーターはベルリン市の行政の門を叩(たた)く。
移民同化政策の担当者はフィルムを見ても
「子供の気持ちは分かるが、そもそもドイツの学校はドイツ人のものだという古い考え方は倒錯した考えだ」
と紋切り型の言葉を述べる。
リポーターは家庭訪問もするが、母親は「街を出るのがいいのは分かっているけど、私はこの街で生まれたのよ」と言う。
経済的に余裕のある人はこの地区に住んでいないとリポートは伝える。
街を逃げ出すのが唯一の解決なら「共生」という名の移民政策の破綻ではないかと訴える。
問題を公にする者は差別者のレッテルを張られ、排除される。
このスキを狙い、貧困家庭をターゲットにしたカルト教団が動き出している。
問題を公に口外できないタブーの支配が政治の最大の問題である、と。
ドイツは今、税収不足を外国人移民の増加に依存し、それで救われているのが教会であり、国防軍も外国人の若者に
頼るという、首根を押さえられた事態に陥っている。
外国人に奪われた土俵を見て見ぬふりの貴乃花の沈黙は、やがて日本の社会全体を蔽(おお)う不幸の発端であり、
象徴例であるといっていいだろう。(にしお かんじ)