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EPA=経済連携協定に基づいて来日したインドネシア人とフィリピン人のあわせて3人が、
今年度の看護師の国家試験に初めて合格しました。全体の合格率がおよそ90%だったのに対し、
EPAに基づいて来日した外国人の合格率は1%余りで、ほとんどの人が不合格となりました。
EPAに基づき、看護師を目指して来日しているインドネシア人とフィリピン人はあわせて370人で、
日本の医療機関で働きながら看護師資格の取得を目指しています。
厚生労働省によりますと、このうち254人が今年度の国家試験を受験しました。
その結果、おととし来日して新潟県三条市の病院で働くインドネシア人2人と、
去年来日して栃木県足利市の病院で働くフィリピン人1人のあわせて3人が初めて合格したということです。
今回の試験は、全体の合格率がおよそ90%だったのに対し、
EPAに基づいて来日した外国人の合格率は1%余りで、ほとんどの人が不合格となりました。
協定では、日本で看護師として働き続けるためには、来日から3年以内に国家資格を取得しなければならず、
難しい漢字の専門用語を読み書きする国家試験が大きな壁になっていると指摘されています。
おととし第一陣として来日したおよそ100人のインドネシア人は、
来年度の試験に合格しなければ帰国せざるをえないということで、
厚生労働省は今後、受験者の日本語学習を支援していく方針です。
ソース NHKニュース 3月26日 17時46分
URLリンク(www.nhk.or.jp)
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