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ソース:naver/ニューシース(韓国語)[特派員コラム]米国の中の日本
URLリンク(news.naver.com)
(ニューヨーク=ニューシース)米国に住んで日本人の恩恵を受ける時がある。米国社会の日本に対す
るイメージがよいからだ。教育環境など韓国人にとって良い町として知られた場所は、たいてい日本
の人々が先に住んでいた所だ。ニュージャージーのバーゲン郡やニューヨークのウェストチェスター
郡がそうだ。企業の駐在員が特にたくさん住んでいたバーゲン郡のフォートリー (Fort Lee) は、本
来日本人がたくさん暮らしていたが、今や韓人が主流をなし、すでに中国人が入って来ている。新し
い異民族が進入する度に先住異民族が別の良い環境を探して少しずつ移動する傾向は、歴史の中の白
人と黒人の居住地の流れともそっくりな傾向を見せる。
私が住むウェストチェスター郡もやはり韓国人が増えて、日本人たちは北に移る成り行きだが日本の
香りを強く感じる。ニューヨーク一円の日本人は韓国人の5分の1位だが、肌で感じる日本の文化は私
たちの5倍にはなるようだ。米国へ来た初日、子供が通う小学校で一ヶ月間を‘日本の月’と指定して
子供達が日本文化を集中的に学ぶのを見て羨ましく複雑だった覚えがある。
その学年には日本の子供は一人もいなかったが、どれだけ日本の影が濃く垂れたらこのような教育を
するようになるのか知りたいと思った。日本人の父兄はたとえ数が少なくとも、PTAの様な父兄会の集
まりに熱心に参加して日本文化を紹介するにも積極的だ。政府と公共企業の後援をもらって米国人教
師たちが日本に短期研修するプログラムもたくさんある。日本の支援の中でその文化を直接・間接に
体験した米国教師が‘日本ファン’にならないわけがない。
問題は相当部分、韓国から渡った日本文化を固有で独創的な文化だと考えることだ。甚だしくは韓国
文化を日本の亜流と考えたりする。韓人が多い街を除けば、米国人たちの脳裏にある東北アジアには、
日本と中国しかない。妻がある日、学校で韓国と日本の歴史と文化の話をしたら、教師らが目を回し
たと言う。それほど大多数の米国人には韓国と韓国文化はまだあまりにも不慣れな存在だ。