【日韓】 原動力は「日本人技術者」の買い上げ ~サムスンが最後の「日本優位市場」電子部品に手を伸ばす [03/23]at NEWS4PLUS
【日韓】 原動力は「日本人技術者」の買い上げ ~サムスンが最後の「日本優位市場」電子部品に手を伸ばす [03/23] - 暇つぶし2ch1:憂哀φ ★
10/03/25 23:28:57
日本に仕掛ける「焦土作戦」 サムスン電子

「またしても日本製の半導体が入っていない。今回もすべてサムスン製じゃないか!」
昨年二月に発売されたアマゾンの電子書籍リーダー「キンドル2」を分解した日本の半導体
メーカーのエンジニアは落胆の声を上げた。

近年のデジタル家電製品で数少ないメガヒットとなった米アップル社の携帯音楽プレーヤー
「iPod」から日本製半導体が消え、国内業界に衝撃を与えたのが二〇〇二年。これに続き、
昨年ヒットした「キンドル2」でもまた、日本製半導体が使われていなかったのだ。代わりに
プロセッサーやメモリーなどの主要半導体部品は韓国サムスン電子製の半導体で占められ
ていた。

昨今、日本のエレクトロニクス産業が世界市場で競争力を失い、「一人負け」の様相となっている。
それとは対照的に、韓国企業、特にサムスン電子の「強さ」がまた一段と注目を集めている。

昨年十月末に発表されたサムスンの〇九年第3四半期決算は、業績不振に苦しむ日本勢を
よそに、営業利益を前年同期比約三倍に膨らまし、三千億円台に乗せた。決算内容を信じる
限り、サムスンはウォン安などを逆手にとって最大限に輸出を伸ばし、事業基盤の安定と市況
回復を効率よく吸収する仕組みを確立したようだ。

日本の電機大手八社の営業利益を合計してもサムスンのそれの半分にも満たないという現状
を受け、日本の各メディアも、「背中は遠のき、もはや手の届かない存在」と嘆いている。しかし、
サムスンの本当の恐ろしさを実感するのは、これからだ。サムスンはいま、虎視眈々と日本に
対する「焦土作戦」を仕掛けようとしている。


●標的はまたしても日本に
「実はサムスンは、主力事業である半導体や液晶パネルをもはや成長事業とは考えていない。
これらの事業の戦略は、次なる成長事業を育成するまでの時間稼ぎへと軸足が移りつつある」

こう語るのは、長年サムスン電子を見続けてきた半導体業界関係者だ。韓国では李明博大統領
の誕生を機に、「科学技術開発の国家戦略重点項目」が発表された。そこでは環境・エネルギー
分野への技術移転を進めるとの方針が発表されたが、注目すべきメッセージはむしろ、これまで
国家的産業と位置づけてきたエレクトロニクスを除外したことにある。

半導体や液晶パネル産業で世界を席巻する韓国においてさえ、将来の成長産業という認識は
薄れつつあるというわけだ。技術の成熟化が進み、将来予想される単価や出荷の落ち込みを
カバーできる新技術などの成長材料が見当たらないことが、理由のようだ。

「眼下のビジネスに安住するな。キャッシュがあるうちに半導体、液晶パネルの代わりを探せ」。
リーマンショック後の〇八年末、サムスンではこのような大号令がかけられ、「脱エレクトロニクス」
という明確な目標が掲げられた。

しかし、サムスンといえども、新産業の育成など一朝一夕にできるものではない。それまでの
期間、成熟化したエレクトロニクス市場でどのように成長を維持するか。サムスンは伝統的に、
最も与しやすい相手から新たな市場を奪う。標的はまたしても日本である。


昨年夏、来日したサムスンの上級幹部の注目すべき発言が伝わっている。その内容は、「主要
部品を内製化し、一眼レフカメラの完全内製化を実現したい」というもので、その際「ニコン、
キヤノンの日本勢の牙城を崩したい」と断言したという。これまでサムスンはペンタックスとの
共同開発品を発売してきたが、独自製品の開発実績はない。昨年三月の国際展示会で試作品
を披露していたが、彼らが計画を口にした場合、大抵は一年以内に製品化の準備ができたこと
を意味する。この発言で日本のカメラ各社はさぞかし肝を冷やしたに違いない。

>>2に続く)

ソース:選択 3月23日(火) 10時 4分配信
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)


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