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2010年03月24日（水）
議長に武川氏選出へ
県議会、深夜まで混乱
２月定例山梨県議会は最終日の２３日、本会議を再開。森屋宏議長（自民党新政会、都留・西桂）が
辞表を提出したことを受け、自民系会派間で後任人事を協議したが、調整がつかず、開会が７時間遅れ、
閉会は深夜にずれ込んだ。
後任の第１１９代議長には武川勉氏（自民党輝真会、富士吉田）が選出される見通し。
武川氏は当選３回で、自民党の「３回組」が順番に議長を務める慣例は踏襲される格好だ。
副議長には保延実（自民クラブ、甲斐）を選出した。
午後３時の開会予定だったが、後任人事をめぐり、自民系会派が対立。
４会派のうち３会派が武川氏を支持したのに対し、１会派は大沢軍治氏（県民クラブ、甲斐）を推す構えを崩さなかった。
本会議では、副知事に小沼省二福祉保健部長（５９）＝中央市東花輪１２１８の５＝を選任することに同意。
４６１８億２２７４万１千円の２０１０年度一般会計当初予算など５３案件を可決した。
また、自民党県議が提出した永住外国人への地方参政権付与に反対する意見書なども可決した。
また、戸島義人代表監査委員の退職に伴う監査委員に輿水修策商工労働部長（５９）＝甲斐市宇津谷５４２１の１１、
議会選出の監査委員に岡伸氏（フォーラム政新、甲府）を選任することに同意。
輿水氏は監査委員の互選により代表監査委員に就任する見通し。
教育委員は高野孫左ヱ門氏（５３）＝甲府市西田町３の５３＝の任命に同意した
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