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「ソウルはゲイの楽園」オバマ政策の影響で在韓米軍に変化
2010/03/20(土) 11:11
海外に駐屯している米軍人とその家族に向け発行している米軍準機関紙『星条旗(Stars and Stripes)』
が14日、韓国・ソウルにある梨泰院(イテウォン)を「米軍同性愛者たちの安息所」と報じた。
梨泰院はソウル市龍山(ヨンサン)区に位置し、1945年から3万人規模の米軍が駐屯。米軍人を対象にした飲食店や
衣料品店が建ち並び、日本人観光客も多く訪れる有名な観光地だ。
韓国メディアによると、『星条旗』のエスリー・ローレンド記者は「週末の夜になると、ソウルの梨泰院には
ゲイとみられる若い男性が押し寄せ、酒を飲んだり道でキスをするなど、いわゆる“ホモヒル(Homo Hill)”
と呼ばれる地区がある」とし、「最近では米軍人と韓国人のゲイが一緒に楽んでいる姿を、よく目にすることができる」
と伝えたという。
実際、ある米軍人は「ここは米軍同性愛者にとって完璧な場所」だとし、「ここで思う存分楽しんだ後に米国に帰国しても、
誰も自分が同性愛者だってことを知らない」と答えたという。
米軍はこれまで、軍務についている者が同性愛者だと明らかにすることを禁じる政策
「Don’t ask,Don’t telll(聞くな、言うな)」を採用し、同性愛に対して厳しい規制を設けてきた。
しかし、オバマ米大統領は2010年1月に行った一般教科書演説の際に、同性愛者も軍務につく権利を得られるよう同政策の
撤廃を約束。この影響により、在韓米軍内では同性愛に対して寛容な雰囲気が生まれつつあるという。
また、韓国では同性愛者に多くの人が反感を抱くものの特別な法的処罰はなく、最近では若者を中心に特定の性的趣向に
対しても理解を示す雰囲気が広がっているという。ローレンド記者は、米軍の政策変更と韓国社会の変化により、梨泰院では
同性愛者も異性愛者も差別無く自由に過ごすことができると伝えた。(編集担当:新川悠)
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