10/03/20 10:31:15
2月定例京都市議会を終えて 共産党が声明
日本共産党京都市議団(山中渡団長、19人)は19日、2月定例市議会を終えての「声明」を発表しました。
声明の全文は以下の通り。
(中略)
1、市民の運動と議会の論戦で、要求の前進と貴重な成果も生み出しています。
高校奨学金支度金の創設や精神障害者へのタクシー助成、分譲マンション共用部分バリアフリー改修助成制度の創設、
旧エコクリーン焼却炉解体などが予算に盛り込まれました。質疑で、私道舗装助成制度の拡充を検討すること、ゴミ袋の
有料化財源を市民に還元するよう求めた質問に「使い方と指定ゴミ袋の値段も含めて審議会で検討する」との答弁を
引き出しました。
「介護保険制度の改善を求める」「若者の雇用創出と新卒者支援の充実を求める」「児童虐待を防止するための親権制限を
求める」「国会の自浄能力発揮と政治的・道義的責任の追及を求める」意見書、「『歩くまち・京都』憲章を積極的推進する」
決議が党議員団も賛成し採択されました。
党議員団の「民間保育園プール制、新制度の四月実施見送りを求める」決議案に対し、与党会派は
「円滑な試行を求める」決議を提出してきました。党議員団は討論で問題点を指摘し、合意のない実施の見送りを
求めました。
一方、自民党は
「選択的夫婦別姓法案提出について慎重な対応を求める」、
「永住外国人に対する地方参政権に反対する」
という反動的な意見書を単独で提案し否決されました。
1、今議会開会中に、京都市都市計画局職員が収賄容疑で逮捕され、市役所に家宅捜索が入る事態となりました。
市長就任以来逮捕された職員は五人となり、職員不祥事を一年で根絶するとした公約は破たんしています。
また、環境政策局が説明資料を与党議員にのみ事前配布し、公正な審議を妨害しました。党議員団の抗議に、
当局は謝罪し二度とこうしたことがないようにすると約束しました。
1、市長は、総選挙で国民の審判が下ったにもかかわらず、「未来まちづくりプラン」を推進する構造改革路線を
突き進む姿勢をあらわにしています。
市民の世論を踏みにじる強引な市政運営は、さらに市民の反発と怒りを広げるばかりです。
日本共産党市会議員団は、市民のみなさんの運動と結んで、切実な要求実現に全力をあげてがんばります。
「政治を変えたい」との市民の願いは、国政の転換にとどまらず、地方政治の転換にも向かっています。
三月二十五日告示の京都府知事選挙は、京都から政治を変える絶好のチャンスです。
党議員団は、門ゆうすけさんとともに、府民のくらしを守る京都府政の実現に奮闘する決意です。
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