10/03/19 03:05:43
18日付の鳳凰網によると、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が3月25日から30日にかけて
中国を訪問する可能性があることが分かった。
金正日総書記が面会するのは中国共産党中央対外連絡部の王家瑞委員長と見られている。
2月初めに訪朝した王家瑞部長は、金正日総書記と会談したうえで胡錦濤国家主席からの
言葉を伝え、会談の際には金正日総書記に訪中を促す言葉を述べていた。
また、中国の習近平国家副主席は3月20日からロシア、ベラルーシ、フィンランド、
スウェーデンを訪問し、3月末には帰国する予定となっているが、こうしたスケジュールも
金正日総書記の中国訪問を考慮した結果と分析される。そのほか、中国外交部によると、
金正日総書記が訪中すると見られる期間は、他国首脳の訪中予定が一切ないことも
信ぴょう性を高めている。 金正日総書記はまず中国東北部の3省を訪問した後に
北京に向かうと見られる。2月、朝鮮労働党国際部の金永日部長が訪中した際、金日成・
前総書記がかつて学んだことのある吉林省・毓文中学校を訪問したが、金正日総書記も
同中学を訪問すると見られる。 北朝鮮はデノミネーション(通貨呼称単位の変更)失敗
によって経済が大きく混乱しており、金正日総書記の訪中は中国から経済援助を引き出す
ことが目的と見られる。一方、中国は経済援助の見返りとして、北朝鮮に6カ国協議への
復帰および協議における一定の譲歩を要求すると分析されている。
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