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[週末デート]日本で日本をいう‘JPニュース’代表柳在順(ユ・ジェスン)氏
無条件的過去史否定 両国関係にも悪影響あるそのままの日本紹介 未来行く橋なること
彼女はかなり有名な人だ。1980年代すべてのゴミが集まる所、ゴミぐらい底辺の人生たちが集まって住
む所、蘭芝島(ナンジド)で1年半の間生活した。そして彼らに対する衝撃的であって凄惨な記録を生き
生きした文章で残した。ルポ小説「蘭芝島の人々」は100万部を超えて売れた大型ベストセラーであった。
40~50代ならば彼女を「蘭芝島の人々」の作家としてはっきり記憶する。この他にも九老(クロ)工団の
女工ら、梨泰院(イテウォン)の韓国女性などに対する本も書いた。
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▲「JPニュース」代表、柳在順氏
しかし20~30代の若い人々には他の事件でさらに有名だ。田麗玉(チョン・ヨオク)ハンナラ党議員のベ
ストセラー「日本はない」(邦題:「悲しい日本人」)が彼女の取材内容を盗用したという論難がおきて6年
近く行なっている法廷論争のおかげだ。
田議員は「剽窃嫌疑を提起して私の名誉を傷つけた。」として彼女を名誉毀損の嫌疑で告訴したが1審、
2審全て田議員が敗れ、現在大法院に上告中だ。インターネットでは「田麗玉と相対して戦った戦士」ぐ
らいに広く知られている。
23年目、日本に留まってルポ作家として活動している柳在順(52)氏だ。彼女は昨年6月、日本専門イン
ターネット言論「JPニュース(www.jpnews.kr)」を作って独立言論実験を行っている。彼女は発行人であ
り「代表記者」だ。最近では「トヨタの闇」を翻訳、国内に紹介してトヨタ事態に対してより一層具体的な
実状が分かるようにした。しばし韓国を訪問中の柳氏と17日ソウル・太平路(テピョンノ)プレスセンター
で会った。
「感情的反日、嫌日でなく、ありのままの日本、日本人を韓国に見せてあげたいです。例えば日本指導
層の靖国神社参拝を強く批判するが本来平凡な日本人たちの考えは私たちにはよく分からなくはない
ですか?ニュースごとに現場中心、人中心であることを強調する理由でもあります。」
彼女は1981年秋、日本政府の招請で日本を訪問した後ずっと日本を行き来して活動して1987年からは
最初から日本に留まって歴代日本首相とのインタビューなどで8冊の本を出してルポ作家として仕事を
している。朝日新聞に固定コラムを書いて、「週刊現代」で4年の間、北韓(北朝鮮)担当記者として仕事
をすることもした。
JPニュースはまだ1年にもならず、記者数はやはり日本人3人、韓国人5人など8人に過ぎないが1ヶ月に
150万人が立ち寄るほど早い時間に地位を占めた。柳氏が徹頭徹尾現場中心のルポ作家であるように
JPニュースもやはり韓・日関係の中の理念と価値、民族感情でない現場性を強調するから日本と関連
した仕事をする人々が「今日の日本」を把握できる窓になったおかげだ。
彼女は「記者らに特ダネにぶらさがらないで現場の生き生きすることを見せることができる記事を書くこ
とを注文する。」としながら「終戦記念日の靖国神社前の動画および記事、総選挙の民主党本部事務所
内外の表情などが好評を受けた。」と話した。 また「寸志を受けないこと、食事接待を受けないことはも
ちろん、記者が広告営業しないことなどが原則」としながら「自ら堂々としていてこそ正しい記事を書くこ
とができて、正しい記者になることができるのではないか。」と付け加えた。
(>>2以降につづく)
ソース:ソウル新聞(韓国語) 2010-03-19 21面
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