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「今からでも日本は安重根（アン・ジュングン）義士に関連する資料をすべて公開する
のが緊要。韓国政府も、これ以上資料は存在しないという前提の下、安義士の遺骨を
探し続ける努力をすべきだ」
2008年3月25日から4月29日まで、「韓中安重根義士遺骨発掘団」を率いた忠北大・
考古美術学科の朴善周（パク・ソンジュ）教授は17日、「日本政府は過去の不幸な韓日
関係を未来志向的に発展させるため、“結者解之”（自ら起こした問題は自らが解決す
る）という意味からも、安義士の遺骨に関連する文書をすべて公開し、遺骨発掘のため
に積極的に協力すべきだ」と求めた。
朴教授は「日本の徹底した記録文化から考慮すると、安義士の墓地を移した場合、
必ず何らかの形で記録に残っていると推定される。日本は遺骨関連の内容について
必ず知っているはずだ」と話した。
朴教授が主導した遺骨発掘団は当初、写真や資料などを基に、中国の旅順監獄付
近にある安重根の墓と推定される場所で発掘作業を行ったが、遺骨を発見することは
できなかった。有力視されている埋葬地一帯の土が谷のように削られたという事実が
確認されたが、どのような経緯でこの場所が掘削されたのかは把握できなかった。
朴教授は18日、忠北大の中原文化研究所の主催で行われる安重根殉国100周年学
術発表会で、「安重根の遺骨発掘経過と意義」というテーマで講演を行う予定だ。
朴教授は「当時、日本人が刑務所を増築する際、レンガを作るため、この土地一帯の
土を使用した可能性もある。日本政府は墓の処理の過程に関するすべての記録を直ち
に公開すべきだ」と求めた。
朴教授は「光復（日本による植民地支配からの解放）65周年の祝祭が行われているに
もかかわらず、安義士の霊魂は冷たい雨にさらされ、荒涼とした異国の空をさまよって
いる。安義士の遺言通り、必ずや遺骨を祖国に帰さなければならない」と強調した。なお、
朴教授は2000年から7年間にわたり、国軍遺骨発掘作業に取り組んできた功績が認め
られ、今月26日に大統領表彰を受ける。
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【韓国】安重根を「義士」ではなく「将軍」と呼ぼう 財団が署名運動［03/17］
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