10/03/15 21:08:28
釜山少女暴行殺害:容疑者ファンサイト登場
「被害者を2度殺すような行為」
中学校入学を控えたイ・ユリさん(13)を誘拐、性的暴行を加えた後に殺害した容疑で
警察の取り調べを受けているキム・ギルテ容疑者(33)をかばうようなインターネットサイトが
登場し、一般のネットユーザーは憤りを隠せない。
14日、あるポータルサイト上には「キム・ギルテさん公式ファンサイト」「大好きキム・ギルテ」
という名前のカフェ(会員制掲示板)が開設され、キム・ギルテ容疑者を擁護する書き込み
などが掲載された。「キム・ギルテさん公式ファンサイト」はキム容疑者が逮捕された翌日の
11日に開設され、14日午後には会員数が1500人を超えた。このファンサイトには、
管理人や一部会員により「キム容疑者は本当の犯人ではない」「キム容疑者の面会に行こう」
「献金を集め、キム容疑者にチャジャンめん(韓国風ジャージャーめん)の出前を取ってやろう」
といった、とんでもない文が書き込まれている。また、キム容疑者の行動を美化し、
「乱中日記」というタイトルの小説を書く人がいるかと思えば、キム容疑者の似顔絵を描く
コーナー、励ましの手紙を書くコーナーまである。別のポータルサイトには、
「キム容疑者ファンサイトに加入しよう」という管理人の書き込みもあった。
しかし、これに怒った一般のネットユーザーたちは、キム容疑者ファンサイトを訪れ、
「楽しい盛りの女の子の未来を奪った人物なのに、ファンサイトを作るとは、異常な行動」
「いくら世も末とは言え、これは被害者を2度殺すような行為」「ファンサイトを管理・運営する
人々も、自身の過ちに罪悪感がない異常者」と批判している。「サイトを今すぐ閉鎖させよう」
という意見が殺到したことから、あるポータルサイトでは14日、キム容疑者のファンサイトを
閉鎖した。
昨年には連続殺人犯のカン・ホスン容疑者(当時)、2004年には同じくユ・ヨンチョル容疑者(同)
を擁護するサイトが開設されたが、ネットユーザーの非難が相次いだため閉鎖されている。
イ・ヨンミン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2010/03/15 11:03:08
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