10/03/05 02:01:18
(>>1 のつづき)
■動かぬ“証拠”
接点をうかがわせる“物証”は意外なところにあった。北朝鮮による欧州日本人留学生拉致事件。警察当局は、北朝鮮工作員と連携
して欧州から日本人留学生を北朝鮮に連れ去ったとして、よど号犯メンバーや後に合流した日本人妻らの逮捕状を取り、国際手配して
いる。被害者の一人、石岡亨さん=拉致当時(22)=が所持していたパスポートは55年2月6日発行の「MG0209124」だった。この
パスポートを偽造したものを、日本赤軍メンバー(57)=刑期終え出所=が欧州や中東、東南アジアに潜入する際に使用していた。
発行日も同じで旅券番号は「MG0209115」と下2けたを偽造していた。よど号犯と日本赤軍の接点が鮮明になった。北朝鮮と
日本赤軍を結ぶ背景がそこに見え隠れしている。
(おしまい)