10/03/02 23:47:44
2030年以降、韓国で空飛ぶ自動車が誕生する見通しだ。地元メディアが先月28日に伝えたもので、韓国航空
宇宙研究院が自動車のように簡単に操作できる未来型航空機PAV(Personal Air Vehicle)の開発ロードマップ
を発表したという。
それによるとPAVは2~4人乗りの自動車に翼が付いたような形で、ヘリコプターのように垂直に離陸。操作が
簡単なため、普通自動車の運転免許所持者なら誰でも運転できる。また、時速400キロまで加速することができ、
燃料を満タンにした直後なら時速600キロで走行することも可能だそうだ。販売価格は、高級自動車より少し
高い程度だと見られている。
韓国航空宇宙研究院では、来年からの20年間に4949億ウォン(約381億円)を投じてPAVの技術を開発し、世界
市場を先導する計画。独自開発が困難な部分については、国際協力も呼び掛けていく。同研究院では、昨年3月
から今年2月にかけてPAV開発が妥当であるかどうかを分析。その結果、PAV事業が遂行された場合には123兆
1000億ウォン(約9兆5000億円)の経済効果があり、さらに45万人の雇用を確保できることが明らかになった。
同研究院の担当者は「PAVは我々が独自に開発するもので、他国より先に技術を獲得することができる。PAVが
発売されることで、自動車市場が大きく変化するだろう」と展望を話している。
ロケットニュース24 2010/03/02
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