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金メダルを手にした金?兒(キム・ヨナ)の演技が行われていた26日午後1時半ごろ、
大韓民国の経済活動は止まったかのようだった。しかし、その瞬間、世界に向け放送された
金?兒の「金メダルの演技」は膨大な経済効果をもたらしていた。金メダル決定直後から
行われているスポンサー企業各社による広告やイベントは、金?兒の「スターパワー」を、
予想すらできない水準に押し上げるものと見られる。
金?兒の金メダルがもたらすはず経済的効果を、数字で表すことは非常に難しいと、
経済専門家らは語る。経済的価値よりは、胸いっぱいの幸福感や感激などの無形価値のほうが、
さらに大きいためだ。専門家らはただ、冬季五輪の花形である女子フィギュア・シングルは、
マーケティングの面では、米最大のスポーツイベントであるスーパーボールには及ばないと
指摘する。スーパーボールの広告単価は、毎年少しずつ差はあるものの、
30秒当たり=250万~300万ドルだ。1秒=1億ウォンぐらいである。
金?兒がフリープログラムの4分間とショートプログラムの2分間、演技前後の様子や表彰台
などを含め、15分間、放送画面に露出されたと想定すれば、900億ウォンに上る広報効果を
出しただろうと試算できる。もちろんこの900億には、金?兒個人の広報効果だけでなく、
大韓民国というブランドの広報効果も含まれている。
三星(サムスン)経済研究所の李ドンフン首席研究員は、「女子フィギュアシングルは、
技術と芸術が結合されたスポーツや文化分野の花形だ」とし、「金?兒は現代最高の文化や
芸術・体育分野の『作品』として生まれ変わるものと見られる」と指摘した。
これを受け、金?兒の「スターパワー」はさらに高まるものと見られる。
現在、金?兒の公式スポンサーは現代起亜(ヒョンデ・ギア)自動車グループやKB金融
グループの2社であり、ナイキは、製品スポンサー企業として活動している。
金?兒は、スポンサー企業のほかにも、昨年1年間、三星電子やホームプラス、
LG生活健康、スムージーキング、CJフードビル、トレジュール、FnCコオロンの8つの
ブランドの広告モデルに起用され、40本以上の広告を撮った。金?兒の人気に劣らぬほど、
スポンサー企業のブランドも一緒に浮上している。
(>>2以降に続く)
ソース:東亜日報(02/27 09:32)
URLリンク(japan.donga.com)