10/02/20 11:33:37
【ソウル19日聯合ニュース】
北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、「核を放棄すれば経済的恩恵を受けられる」との言葉は「横柄な発言」であり「愚か者たち
の詭弁(きべん)」だと非難した。
同通信は、「北朝鮮の6カ国協議復帰のために金を使うことはない」としたクローリー米国務次官補(広報担当)の会見内容を
取り上げ、「われわれが今まで腰ひもを引き締め、あらゆる困難をいとわず多額を投じて核抑制力(抑止力)を手に入れたのは、
米国の核脅威に対処するための自衛的措置であり、決してだれかを威嚇したり、経済的恩恵や対価を受け取るためではない」と
主張した。
また、「われわれが外部の経済的恩恵などを望み、そんな間抜けなこと(核放棄)ができると考えること自体が誤算。
哀れな者だけが、われわれが核抑制力をはした金の経済支援と交換するという妄想を抱いている」と述べた。
中央通信は北朝鮮・朝鮮労働党機関紙の労働新聞や内閣機関紙の民主朝鮮と違い、主要事案だけを報じるため、この報道は
経済支援のために核を放棄することはないという北朝鮮当局の意志を示したものと受け止められる。
聯合ニュース: 2010/02/19 16:53
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