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【ソウル=箱田哲也】韓国の統一省は17日、
北朝鮮が朝鮮労働党や政府内の部署を改編したとして更新した権力機構図を発表した。
金正日(キム・ジョンイル)総書記の資金などを管理しているとみられる特殊機関の統合などで
党内の部署は21から18に減った一方、政府内では省庁が二つ増えて39になったと分析している。
党内では、韓国や海外への工作活動を展開してきたとされる「35号室」や、
作戦部といった工作機関が、人民武力部の偵察局に統合され、「偵察総局」として拡大された。
金総書記の妹の金敬姫(キム・ギョンヒ)氏が部長を務める軽工業部は復活。
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)を指導する対外連絡部は
規模を縮小して名称を変更し、党から政府内に移されたとみられている。
北朝鮮では昨年実施したデノミ以降、激しいインフレが起きているといわれる。
韓国メディアは、その責任をとって朴南基(パク・ナムギ)・党計画財政部長が更迭された
と伝えているが、統一省は確認ができていないとして、朴氏をそのまま機構図に掲載した。
一方、政府内では食糧日用工業省と首都建設部が新設された。
ソース 朝日新聞 2010年2月18日2時51分
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