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北朝鮮の金正日（キム・ジョンイル）総書記の長男・正男（ジョンナム）氏（38）が、
金総書記の誕生日を祝う席に2年連続で姿を見せなかったことが、16 日分かった。
北朝鮮筋は「きょう（16日）、金総書記の68回目の誕生日を迎え、
後継者といわれる三男のジョンウン氏らが出席した家族の集まりがあったようだ。
だが、中国・マカオなどに滞在している正男氏が平壌に戻ったという情報はない」と語った。
正男氏は2008年7－9月、金総書記が体調を崩した時期は平壌にいたが、
09年1月に異母弟のジョンウン氏が後継者に内定した後は、北朝鮮に戻っていないという。
韓国政府筋は「20年以上北朝鮮に戻っていない金平一（キム・ピョンイル）ポーランド駐在北朝鮮大使
（金総書記の異母弟）のように、後継の座を逸した正男氏も“国際的放浪者”になる可能性がある」と話した。
正男氏は01年5月、偽造パスポートで日本に入国しようとして摘発されて以降、
金総書記の信用をなくし、しばらく北朝鮮に戻れなかった。
08年2 月、金総書記の誕生日にマカオなどで準備した贈り物を持って平壌入りしたことが伝えられており、
金総書記が脳卒中で倒れた直後の08年10月にはフランス・パリの脳神経外科専門病院に姿を現したため、
「後継者候補」として復権したのではないかという憶測を呼んだ。
ソース 朝鮮日報 2010/02/17 08:01:03
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