10/02/17 11:58:06
BBS(掲示板)からインターネットへ、そしてデスクトップ PC からノートパソコンを経て
ネットブックへと、コンピューター産業は急速な変化を遂げてきた。PC を利用する目的
も、事務やインターネットといった単純なものから、ゲームやグラフィックデザインなど
専門的になり、各目的に合わせた新製品が毎日のように登場している。
そこで今回は Rankey.com が発表した、現在の韓国の PC 環境についての分析結果
を紹介する。
Rankey.com の韓国システム環境分析結果によると、2010年1月現在、最も多く利用
されている PC のスペックは、OS:Window XP、解像度:1,280×1,024、メモリー容量:
1~2GB、CPU:intel pentium4、という結果だった。
OS は、Microsoft の「WindowsXP」が最も利用されている。しかし WindowsXP は去年
11月対比2.9%と利用者が減少している。一方、去年10月に発売された「Windows7」は
11月対比64%の利用者数増加を記録し、急激な成長ぶりがうかがえる。新たにリリース
される PC には Windows7が搭載されることから、今後も成長は続くと思われる。
モニターの解像度は、一時多くの役所や企業が800×600を使っていたが、1,024×768
を経て、最近では1,280×1,024が広く利用されている。
CPU は「intel pentium4」の利用者が最も多かった。この分野は Intel と AMD が競争
しているが、製造業社別利用率を調べた結果、2010年1月の intel の CPU の利用率
が83.2%という圧倒的な結果を記録している。
また、韓国ではデスクトップ PC の利用が圧倒的に多く、デスクトップ用 CPU の利用率
は非常に高いが、近年のネットブック人気の高まりから、ノートパソコンとネットブック
用のモバイル CPU の利用も増加しており、1月基準16.7%の利用率を記録した。今後
もモバイル CPU の利用は上々に増加する見込みだ。
韓国の PC 利用者には、ゲームや動画を利用する人が多いことから、PC のスペック
には中々うるさい。グラフィックやモニター解像度、PC 速度などに敏感な韓国の PC
利用者の傾向が、光回線インターネットの爆発的な増加と PC 産業の発展をもたらした
ともいえるだろう。
そして、これらの傾向に合わせて韓国インターネット関連企業は、自社のホームページ
を快適に利用してもらうために、利用者のモニター解像度に合わせたホームページ
レイアウトの構成や、RAM サイズを考えたサイト構成に力を注いでいる。
ソース:インターネットコム
URLリンク(japan.internet.com)