10/02/16 21:43:26
URLリンク(image.chosun.com)
百済の最後の首都、扶余で発掘された木製品に日本列島だけに自生する杉が多数使われたこと
が確認された。
16日、国立中央博物館保存科学チームと国立扶余博物館保存科学室が扶余地域の百済時代遺
跡である陵山里(ヌンサンリ)と双北里(サンブンニ)、宮南池(クンナムジ)で出土した木製品53点
を分析した結果だ。
博物館によれば、53点の木の種類は松類、クヌギ類、ケヤキ類、クリ属、クワ属、ヤナギ類、カヤ
ノキ、朱木(イチイ)、杉、ノグルミ、ナツメ属、モミ属など12種類が明らかになった。このうち9点が
杉で作られていた。杉の木製品は刃物の形がついており、機能が分からない加工製品も含まれ
ていた。
保存科学チームは「杉は我が国では育たない日本特産品種」としながら「加工と工作が容易で日
本では建築用材をはじめ、家具、船舶などその利用範囲が広い」と伝えた。「このような杉の木製
品が検出されたことから当時、百済と日本との交流が活発だったことを確認できる」という説明だ。
また今回の調査では日本特産である可能性のある朱木で製作した加工木製類1点も確認された。
朱木は中国と日本の北海道、本州、四国などに分布する木だ。我が国では北側の一部寒いところ
だけで育つ。
このような内容は国立中央博物館が発行する学術誌‘博物館保存科学’2009年12月号(通巻10
集)にのせられた。
ソース:朝鮮日報(韓国語) 百済木製品材料が日本産、なぜ?
URLリンク(news.chosun.com)