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★「中国正月」に韓国系住民が反発、「アジア正月」へ名称変化―アメリカ
中国・台湾・韓国・ベトナムなどでは14日に旧正月を迎えた。
世界各国の中華系・韓国系民族が新年の到来をお祝いする中、アメリカのオバマ大統領も新年の
祝賀メッセージを発表したが、旧正月の名称について近年ある騒動が起こっていたことを台湾メデ
ィアが伝え、大陸でも環球時報などが紹介している。
アメリカでは清代に多くの華人が海を渡ってアメリカ大陸の鉄道敷設に従事したことがきっかけで
中国文化が根付いたため、旧正月は「Chinese New Year」と呼ばれていた。
しかし、朝鮮戦争によって多くの韓国人がアメリカに移住、20年前ごろから「Chinese New Year」
という名称に反発の声が上がり始めたという。同じく旧正月を祝うベトナム系住民の支持を経てその
声は次第に大きくなり、各地で「Asian Lunar New Year」という名称を用いる運動が進められた。
旧正月を祝う習慣がない日本系やタイ系住民から戸惑いの声が出ながらも
「Asian Lunar New Year」は着実に市民権を得て、各州で正式名称とされたほか、ついには
ホワイトハウスの祝賀メッセージでも使われるようになったとのことである(ホワイトハウスのウェブ
ページには、オバマ大統領によるメッセージ動画とその全文が掲載されているが、そこで使用されて
いたのは「Lunar New Year」であった)。
なお、旧正月は日本での呼び名であり、中国・台湾では主に春節、韓国では主にソルラル、ベトナム
ではテトと呼ばれている。
日本では沖縄・糸満市などに旧正月を祝う慣習が残っているという。
(編集担当:柳川俊之)
ソース:サーチナ [2010/02/15(月) 21:06]
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