10/02/15 20:44:24
【エルサレム=共同】14日付のイスラエル紙ハーレツによると、
同国の人権団体「シュラト・ハディン」は、1972年のテルアビブ郊外のロッド(現ベングリオン)空港乱射事件で
日本赤軍やパレスチナ解放人民戦線(PFLP)を支援したとして、北朝鮮に総額3千万ドル(約27億円)
の賠償を求める訴訟を米自治領プエルトリコの連邦裁判所に起こした。
同団体側は、北朝鮮が日本赤軍などに物資を提供し事件の計画を手助けしたと主張。
被害者の家族・遺族12人を代表して提訴し、予備審理は昨年12月に始まったが、
北朝鮮側からの返答はないという。団体関係者は原告の主張が認められれば、
米国の銀行にある北朝鮮の資産を差し押さえられる可能性があると語った。
事件はPFLPの支援を受けた日本赤軍のメンバー3人が実行し、24人が死亡、76人が負傷した。
ハーレツによると、被害者にはプエルトリコからのキリスト教巡礼者16人が含まれていた。
ソース 日経ネット 2010 2/15 (14:10)
URLリンク(www.nikkei.co.jp)