10/02/14 13:18:04
乗客300人金浦で足止め…ANA副操縦士「運航資格証」紛失で
飛行機の副操縦士が飛行機の免許証である「運航資格証」を忘れたため、
国際線旅客機乗客約300人が5時間以上、金浦空港で足止めされた。
12日、韓国空港公社と全日本空輸(ANA)によると、この日正午、金浦空港を離陸し、
日本の東京羽田空港に行く予定だったANA航空NH1292便が、
日本人副操縦士の運航資格証紛失で離陸できなかった。操縦士は該当の飛行機機種による
運航資格証だけではなく、健康に異常がないかを示すカード、気象運航資格証などを
携行しなければならないが、このうちの1つでもなければ飛行機を操縦することはできない。
ANAは該当の副操縦士がいつどこで資格証を紛失したのかわからないとし、
日本から代わりの操縦士を韓国に送って飛行機を運航させた。
乗客300人が搭乗する予定だったこの飛行機は、長時間待たされた上、雪に見舞われ、
飛行機の翼と動体などに積もった雪と氷を溶かす作業まで行い、午後5時22分にようやく
離陸することができた。ANA航空関係者は「一部の乗客が抗議してきたが、
集団で座り込むなどの事態は起こらなかった。お待ちいただく間、ゲート前で軽食を提供した。
補償問題については今後、本社で議論する」と話した。
ANAは1952年、ヘリコプター輸送会社として設立され、71年から国際線に就航、
現在、日本で日本航空(JAL)に次ぐ航空会社だ。2003年から金浦~羽田区間を
毎日2便運航している。また昨年5月からは金浦~大阪区間も毎日1便運航している。
中央日報/Joins.com 2010.02.14 12:06:45
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