10/02/13 16:20:42
アメリカ国防総省は、飛行中の航空機から強力なレーザー光線を発射して弾道ミサイルを破壊する実験に
成功したと発表し、弾道ミサイルの開発や配備を続ける北朝鮮やイランをけん制するねらいがあるものと
みられています。
これは、アメリカ国防総省のミサイル防衛局が12日、発表したものです。それによりますと、カリフォルニア州
の沖合で、現地時間の11日夜、飛行中の航空機から強力なレーザー光線を発射し、弾道ミサイルを破壊する
実験に成功したということです。実験では、海上に組み立てたミサイル発射施設から、液体燃料を積んだ
短距離弾道ミサイルを敵の攻撃に見立てて発射し、それを、ボーイング747型航空機の機首に備え付けた
装置からレーザー光線を発射して破壊しました。ミサイル防衛局によりますと、こうした実験に成功したのは、
これが初めてだということです。国防総省としては、こうした実験を通してミサイルに対する最新の迎撃能力を
内外に誇示することで、弾道ミサイルの開発や配備を続ける北朝鮮や中国、イランをけん制するねらいもある
ものとみられています。
NHKニュース 2010/02/13(リンク先に動画あり)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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