10/02/13 16:08:10
日本のドラマのロケ地となった中華民国フランス駐在代表所が新しい観光スポットとなっている。
パリにある中華民国台湾のフランス駐在代表所が、日本の人気漫画「のだめカンタービレ」のドラマと映画
の中で、男性主人公が住んでいるマンションという設定で撮影に使用されている。そのため、多くの日本の
ファンがロケ地である中華民国台湾のフランス駐在代表所を訪れ、連日賑わいを見せているという。
中華民国フランス駐在代表所はセーヌ川に面したパリの中心地、7区にあり、18世紀に建てられた歴史的な
建築物を使用している。これがドラマと映画を製作したフジテレビの目に留まったことで、若手指揮者で
ある男性主人公の部屋として3回撮影に使われた。
外交部によると、「のだめカンタービレ」のスタッフから中華民国フランス駐在代表所の建物をロケに使い
たいという申し入れがあったときに、代表所はドラマと映画の撮影に使われることは台湾のよい宣伝の機会
にもなるということで、すぐに同意し、週末に合わせて撮影を行ったという。
外交部の陳銘政・スポークスマンは、「ロケ地として代表所を提供する条件は、最後のクレジットで『中華
民国台湾フランス代表所の協力に感謝する』という文言を表示することだ」と話している。
「のだめカンタービレ」の人気が上がると共に、日本からパリを訪れる多くのファンが中華民国フランス駐
在代表所を訪れるようになったため、中華民国フランス駐在代表所では入り口に台湾のランドマークである
高層ビル、台北101の写真を展示し、中国語とフランス語で「台湾はあなたを歓迎します」と書き、台湾の
宣伝をしているという。
RTI 2010/02/11
URLリンク(japanese.rti.org.tw)