10/02/13 12:51:52
【大紀元日本2月13日】北京や上海など中国の大都市で多くの外国人が生活している。北京の空気の質は
「健康に危険」と分類されている。環境汚染が日々深刻化する中国で、彼らがどのように健康な生活を送ろ
うとしているのか。「アトランタ月刊」中国特派員James Fallows氏は、中国での3年間の駐在生活を終えて
帰国した後、自分の肺機能が衰弱しているのに気が付いた。昨年11月、自社誌で「私はどう中国で生き残っ
たか」と題した文を掲載、北京および上海で経験したことを記した。子持ちの家庭は北京での長期滞在を
控えるべき、また、北京の混乱した交通は外国領事館スタッフの最大の死亡原因であると記事で書かされた。
下記はその文章からの一部内容の翻訳。
「エビアン」の瓶に水道水
妻と上海で生活して一年経った頃、私の健康が日増しに悪化し、体が痛くて疲労して衰弱していた。ある
仏教信者が経営している精進料理の食堂で「エビアン」のミネラルウォーターを飲んだが、食堂を出た時、
ある従業員が水道水を「エビアン」のボトルに注ぎ入れているのを目撃した。その後、わたしは入院し抗
生物質の点滴を受けた。
その後一度米国に帰った私は、ある奇妙な内分泌障害の病気になっているのが分かった。2度目の帰国で手術
を受けて身体がやっと回復した。
またも中国に戻った私は、今は回復したが、中国の都市の汚れた空気に私は殺されてしまうのではないかと
時々心配していた。中国の一般市民の健康状況は明らかに冗談で語れるようなことではない。長く沈黙した
すえ、中国政府は最近、ようやく世界銀行の公表を認めた。つまり、大気汚染により、中国は毎年75万人が
早死にしているということ。大気汚染により先天性障碍やガンを患った子供の出生率が異常に高くなってい
るという報道は、政府のメディアでも時々掲載されている。
北京の空気の質は「危険」
大気汚染がひどい大都会に住んでいる西洋人は、どれほど住めば地元の中国人と同じなような健康問題に
なるのか。西洋人たちは最近、ビジネスや文化などの理由により、中国で暮らさざるを得ないのだが、不透明
の空を見て、彼らは怖れて逃げるのだろうか。中国にいた時、妻と私はかつて友だちに「今は喫煙する時期
だよ」と冗談を言った。
>>2に続きます
大紀元 2010/02/13
URLリンク(www.epochtimes.jp)
「アトランタ月刊」中国特派員James Fallows氏(ネット写真)
URLリンク(www.epochtimes.jp)
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