10/02/12 21:26:21
慰安婦問題と家父長制考える 名古屋で集会
「建国記念の日」の十一日、名古屋市中区の名古屋YWCAで「天皇制を考える2・11集会」が
あり、約百人の市民が参加した。
「日本と韓国の慰安婦問題と家父長制」をテーマに、立命館大の山下英愛非常勤講師が講演。
「慰安婦が強制的に連れて行かれたから悪いとか、売春婦だからいいとかいう二分法的な問題で
はない。女性が性のはけ口に使われた構造そのものが問題」と指摘した。
その上で「韓国は戸主制度が廃止されているが、日本は家父長制の名残が内面化されている」
と日韓の戸籍制度の違いも言及し、「天皇制が家父長制につながり、その延長線上で慰安婦問題
が起きたと考えるべきだ」と持論を述べた。
ソース:中日新聞 2010年2月12日付 朝刊18面 愛知県内版(紙ソース)