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朝鮮日報 救急車に道を譲らない韓国のドライバー
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1月22日午後10時49分、ソウル市江南区新沙洞に住むパク・スニさん(女・86)が呼吸困難を起こしたとの通報があり、
ソウル消防防災センターから江南消防署に出動指令が出された。
素早く出動するイ・ヒョングク消防校(日本の消防副士長に相当)に同行して、記者も救急車に乗り込んだ。
救急車はサイレンを鳴らしながら疾走した。出動から2分後、イ消防校は通報者に電話をかけ患者の状態を尋ねた。
「容体はどうですか。脳卒中患者ということですが」
電話の向こうからは、「早く来てください」という通報者の慌てる声が聞こえてきた。
患者の容体を聞いたイ消防校は救急車のスピードを上げた。
しかし、ここで問題が発生した。午後10時53分、
サイレンを鳴らす救急車の前方を阻むように、大型乗用車のSM3が悠々と車線変更してきたのだ。
救急車は車線を変え、スピードを上げようとしたが、3分後には交差点の横断歩道で停止せざるを得なかった。
横断する歩行者はサイレンを鳴らす救急車など眼中になく、ゆっくりとした歩調で通り過ぎて行った。
若い女性二人は楽しそうに笑いながら、横断歩道を渡っていた。
歩行者を避け、再び進行したが、救急車の前に一般車両やタクシーが1-2分間隔で車線変更してきた。
横に避けて道を譲ろうとする車はなかった。
結局、救急車が患者宅に到着したのは午後11時 3分。通報から13分が経過していた。
心肺停止と呼吸困難の状態で処置の効果が最大限に見込める4分間を3倍も経過していた。
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