【韓国】 斬新なウェプマンガ「神さまと一緒に」~韓国の「あの世」文化を現代風に再解釈[02/09]at NEWS4PLUS
【韓国】 斬新なウェプマンガ「神さまと一緒に」~韓国の「あの世」文化を現代風に再解釈[02/09] - 暇つぶし2ch1:蚯蚓φ ★
10/02/10 23:20:13

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▲韓国のあの世を素材にした斬新なウェプマンガ「神さまと一緒に」

人々にとって死後の世界は二重に認識される。決して死にたくない避けたい空間ながらも、同時
に一度ぐらいは行ってみたい好奇心の空間だ。いろいろな文化圏の神話で大部分、死後の世界
に関する話が出てくるのも、あの世に対する好奇心と忌避感の産物だ。ダンテの「神曲」でもギリ
シャ・ローマ神話に出てくる死後の世界の描写にはぞっとする。そして悪行を犯させまいとする教
訓と共に好奇心を満たす上で大きく寄与した。

ところが、キリスト教のあの世、仏教のあの世、ギリシャ・ローマ神話で代表されるラテン世界のあ
の世、中国のあの世、日本のあの世を扱った文化コンテンツはあってもいざ、韓国文化のあの世
を扱った文化コンテンツは探すのが難しい。韓国人は必ず韓国文化に触れなければならないわけ
ではない。バリ姫(鉢里公主)、降臨道令などに代表される魅力的なキャラクターと多様な話があ
るにもかかわらず、韓国のあの世文化は学術研究で終わっている。鉢里公主説話を扱ったアニメ
ができるという話はあったが、構想段階で摩擦が発生して結局プロジェクトがひっくり返ってしまった。

こういう状況で最近ネイバー漫画に連載中である漫画家チュ・ホミンのウェプマンガ「神さまと一緒
に」という3月発売予定のスタジオ・アニマルのアニメ「ゴースト メッセンジャー」(死後の世界の説
話を採用して青少年向けアクションに変容させた)と共に韓国のあの世文化コンテンツの不在を解
消する恵みの雨のような存在だ。伝統を扱った漫画がよく犯す誤りである過度な元素材への執着
や人気の圧力による過剰な表現ではない「間」、「無限動力」で見せたマンガ家特有のストーリー
展開であの世を美味しく料理する。

あの世編/現世編/神話編で企画されたこの漫画の「あの世編」は一人の人間の死から始まる。葬
儀場で魂になって弔問客を見守る主人公は死神の招請を受けてあの世に行くことになる。そして
49日間開かれる裁判を準備し、自分の生前が浮かび上がり、様々なハプニングを体験する。主人
公の旅程の合間合間にに死神の事件が結びついて漫画は単調でない展開を見せる。

何より注目しなければならない点はあの世文化を作家が21世紀に合う姿で再解釈した点だ。死
神が黒い洋服を着て主人公を連れて、あの世まで地下鉄に乗って移動する。あの世でも金がない
人は寒さに苦痛を味わう。あの世では無料に定められた弁護士と一緒にどうすればあの世に落ち
ないのかを一緒に悩む。設定自体は韓国のあの世文化に土台を置いているが、現代式に変容さ
せて読者に古くささを感じさせない。時々このような内容は西欧的な文化変容だと批判する人もい
るが、学術書ではない。

あの世文化をわかりやすく説明することも重要だが、同時に読者が退屈しないようストーリーを展
開しなければならない。あの世の再解釈は読者がストーリーに容易に没頭できる助けになり、いろ
いろ面白みをプレゼントする一石二鳥の効果を持つ。単純に韓国的な要素をいくつかちりばめて
説話内容に過度に忠実でも良い作品はならない。漫画を含むすべての作品にあって最も重要な
のは内容だ。
(後略)

ソン・サンミン記者

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ソース:ハンギョレ新聞(韓国語) 韓国あの世文化を再解釈する[ソン・サンミンのコミックソサエティー]
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