10/02/10 10:38:54
中学校の卒業生が母校で卒業式を終えたばかりの女子生徒の着衣を強引に破った上、
海岸に連れて行き、海に突き落としていた事実が9日までに明らかになり、波紋を呼んでいる。
今月5日、済州市内の中学校で、卒業式を終えた女子生徒7人が校門を出たところ、
同校を卒業した女子3人、男子2人の高校生から「付いて来なければただでは済まない」などと脅され、
学校近くの人影がない港の一角に連れていかれた。
被害生徒の父親によると、先輩らはあらかじめ準備していたはさみやかみそりで被害生徒の制服、ストッキング、下着をばらばらに裂いたという。
そして、「あたしらも卒業時に先輩からこういう目に遭った」と言うと、被害生徒らの体にマヨネーズや水あめ、魚醤をかけたり、強引に飲ませたりしたという。
さらに先輩らは「泳げないやつは手を挙げろ」と尋ね、「泳げない」と答えた半裸状態の後輩を海に突き落としたという。
現場の水深は2メートル以上で、体感気温は氷点下だった。
保護者によると、被害生徒は海中で足が底につかず、停泊中の船のロープ伝いにはい上がろうとしても、先輩に再び突き落とされ、
10分以上も海中でもがいていたという。被害生徒は幸いにも近くで操業を終えて戻ってきた海女に発見され、無事救助された。
済州西部署は保護者の通報を受け、加害者の高校生の身元特定を進めるとともに、事件の経緯を調べている。
(済州=オ・ジェヨン記者)
ソース:朝鮮日報
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