10/02/10 08:25:18
9日夕方、ソウルで2004年以来6年ぶりの有感地震が発生した。
気象庁は9日、午後6時8分ごろ、京畿道始興市から北へ8キロの地点でマグニチュー
ド（M）3.0の地震が発生し、ソウルをはじめとする首都圏各地で2秒から3秒程度、揺れ
が感じられたと発表した。M3.0の地震が首都圏地域で発生したのは、1978年に地震観
測が開始されてから初めてで、ソウル地域で体に感じる地震が観測されたのは、1990
年6月（M2.3）、2004年9月（M2.5）に次いで3回目となる。
通常M2.5以上の地震が有感地震として分類されるが、M2.5未満の地震でも震源地が
近い場合、揺れを感じる場合がある。M3.0の地震が発生すると、天井からつるされたも
のが少し揺れたり、建物の上層階にいる人は振動を感じたりする。
気象庁は「地震が発生した際、地震の有無を確認しようという市民からの問い合わせ
電話が気象庁や消防署などに殺到した。しかし、地震による被害は報告されていない」
と話している。
この1年間で計60回の地震が発生し、1978年の観測開始以来、31年間で最も多く地震
が発生したことが分かっており、韓半島（朝鮮半島）はもう地震安全地帯ではない、という
分析も出ている。
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