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2010年1月29日、環球時報によると、広東省政府の副秘書長で、省計画生育委員会の主任を務める張楓
(ジヤン・フォン)氏は28日、「広東省には3000万人の出稼ぎ労働者(農民工)がおり、そのうちの多くが性生活
に関する問題を解決できていない。そのため長期にわたって“性の飢餓状態”にあり、各種社会問題を引き
起こしやすくなっている」と指摘した。
張主任によると、農民工の間で性病は想像以上のスピードで広がっており、HIV感染者も増え続けている。特に、
出稼ぎによって別居している夫婦に多くの問題が見られるという。調査によると、HIV感染者の大部分は流動
人口の性行為によって広がっている。このため、同委員会は昨年1億個のコンドームを無料配布し、今年は更
に増やす計画を立てている。
また、張主任は「農民工の性に関する問題には、性病の拡大以外にも一人っ子政策に違反した規定人数以上の
出産、性道徳の乱れ、性犯罪などがある」と指摘し、「正常な人であれば誰しも“欲求”がある。これが押さえつけ
られれば、情緒や記憶力、仕事にさえ影響しかねない。性に関する問題が解決できなければ生産力に影響が出る
可能性さえある」と語った。
(翻訳・編集/HA)
レコードチャイナ 2010/01/30
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写真は広東省珠海市のホテルに常備されたコンドーム
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