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国後沖 日本漁船2隻に照明弾射撃3時間 ロシアのヘリ
外務省や北海道庁などに入った情報によると、北方領土・国後島西側の
ロシアが実効支配する海域で29日午後、安全操業中の羅臼漁協所属の漁船2隻が
3時間近くにわたり、ロシア国境警備局のヘリから照明弾による射撃を受けた。
けが人や船舶への損傷はなく、2隻は同日午後8時35分ごろ、羅臼港に戻ったという。
2隻は第58孝丸と第63清美丸。同日午後1時半ごろ、羅臼漁協の無線局に対し、
「2隻の上空にロシアの国境警備局とみられるヘリが飛んでおり、船を動かそうとするたびに、
照明弾の発射を受けている」と連絡があった。同日午後4時ごろ、
「ヘリがいなくなったので、羅臼港へ航行を開始した」と連絡してきたという。
安全操業は、日本側が協力金を支払う代わりに、ロシア側は実効支配する
北方領土の周辺海域で日本漁船の操業を認める仕組み。2隻はスケトウダラ漁をしていたという。
この事態を受け、外務省は同日夕、ロシア大使館に抗議した。
朝日新聞 2010年1月30日5時26分
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