10/01/29 07:06:52
名誉回復を狙って出場したが、自信をさらに落とした。国際スケート連盟(ISU)フィギュア
スケート四大陸大会(全州、27-29日)に出場した浅田真央(20、中京大)のことだ。
浅田は27日の女子シングルSPで、57.2点の3位にとどまった。自己のシーズン最高点
(69.12)より11.9点も低い。‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ(20、高麗大)の
シーズン最高点(76.28)とはなんと19.06点差だ。
オリンピック(五輪)直前に実戦感覚を回復するために出場した大会で、浅田は自尊心に傷を
負い、うな垂れた。五輪開幕を約2週後に控えた状況で赤信号が点ったのだ。
▽ジャンプに不安
浅田はこの日、最初のジャンプでトリプルアクセル-ダブルトゥループを跳んだ。本来の
トリプルアクセル-トリプルトゥループから難易度を低めたのだ。にもかかわらず、トリプル
アクセルで回転数不足の判定を受けた。続くトリプルフリップも不安だった。浅田はトリプル
フリップを1回転処理した。
競技を見守ったフィギュアの関係者は「浅田はフリップを跳ぶ時、体が前にかがめてから跳ぶ
傾向がある。今日はその程度がもっと深刻で跳び上がることもできなかった」と分析した。
別の関係者は「今日のウォーミングアップでループジャンプを練習するのを見ていたが、
フリップをループに変える考えがあったようだ。今シーズンはずっとフリップが不安だった」と
話した。
さらに浅田は慢性的にルッツジャンプをきちんと跳べない。最初からエッジに問題があり
「ロングエッジ」の判定を受けてきたため、プログラムにルッツジャンプを取り入れていない。
問題のあるジャンプをすべて除けば、浅田はサルコウ、トゥループ、ループの3種類で
プログラムを構成しなければならない。この場合、基本点が明確に低くなる。
▽‘キム・ヨナの敵手’から遠ざかる浅田
五輪直前の大会で不振を見せたことで、浅田はイメージにも致命打を受けた。フィギュアの
関係者らは「各大会で客観的な評価をしようとするが、審判も人間なので、'この選手はこの
レベル’という固定観念から抜け出すのは難しい。またSPで50点台の点数にとどまり、
浅田は‘最高等級’のイメージから遠ざかった」と話した。
SPで浅田が受けたプログラム構成点は28.12点。スケート技術・振り付け・解釈力など
細部項目では6-7点台を受けた。キム・ヨナは普通、各項目で8点台を受ける。
ある審判は「浅田もかつては各項目で8点台を受けていた。最近は普通6-7点台に
とどまっている。冷静に言えば技量が一段階落ちたと考えられる」と説明した。
URLリンク(japanese.joins.com)
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