10/01/28 22:59:18
アメリカ・アップル社がタブレット型コンピューターの「iPad」を発表した。多くの中国国内メディアも「iPad」発表に
ついて機能・価格情報、評価などの関連記事を掲載している。
デジタル関連の大手メディアである中関村在線では、「大型のiPhone」と形容されるiPadについて「音声通話は
できないが、通信料はiPhoneよりも安い」と説明、AT&T社から得た費用に関するデータを紹介している。データ
によれば、初期費用(64GB版で本体699ドル、加入料130ドル)こそiPhoneより高い(64GB版で本体299ドル、
加入料100ドル)ものの、月の最低費用が約15ドルとiPhoneの約70ドルを大きく下回るほか、2年間の最大支出も
約1550ドルとiPhoneの半分以下に抑えられるという。
「新しい時代の到来」「多くのファンが待ち望んでいた」と形容するメディアが多い一方で、網界網では「iPadの8つ
のガッカリ」というタイトルで新製品の物足りない点を8つ挙げている。
1.ハードディスク容量の少なさ。iPhoneと同じレベルの16~64GBしか搭載されず、ノートパソコンよりはるかに劣る。
2.持ち運びに不便。ポケットに入る携帯電話、パソコンバッグに入るネットブックの中間の大きさのこの端末を何に
入れて持ち運ぶかを考える必要がある。
3.iPhone OSのバージョン。期待されていた4.0ではなく現行の3.1.2をマイナーチェンジした3.2にとどまった。
4.電子書籍アプリケーション「iBook」。「iBookstore」で書籍をオンライン購入できるが、現時点で利用可能な書籍が
非常に少ない。
5.カメラが搭載されていない。要するに、「iPad」はあくまで「iPod Touch」の巨大版であり、「iPhone」の巨大版では
ないということだ。
6.マルチタスク処理がサポートされていない。iPhoneやiPod Touchでもサポートされていなかったことから期待されて
いたが、iPadでも変化が見られず残念。
7.電話がかけられない。3Gをサポートしている一方で、音声通話やショートメッセージ送信ができないのは不便。
8.ディスプレイについて。色彩効果に優れるAMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)の採用が期待されていたが、
結局IPSディスプレイが採用されており、期待外れに終わった。
発表会ではWiFi版が60日後、3G版が90日後の発売との発表があったことから、中国国内でも今後発売に向けて様々な
最新情報が流れるものと思われる。
(編集担当:柳川俊之)
サーチナ 2010/01/28
URLリンク(news.searchina.ne.jp)
参考写真
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参考写真元:GIZMODO JAPAN
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