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【アラオン号(西南極)27日聯合ニュース】韓国初の砕氷船アラオン号号が27日(以下韓国時間)砕氷試験に
満足な結果を出すことができなかった。
これに伴いアラオン号が、砕氷能力試験を通過することのできない可能性があるという憂慮が提起された。
最悪の場合南極大陸基地建設日程に支障をきたすほかはないという悲観的展望も出てきている。
アラオン号はこの日午後7時頃、西南極の南緯74度24分,西経137度54分地点において、雪層約0.5m,氷層約0.9m
で構成された平坦氷で2回目の砕氷試験を実施した。
アラオン号は仕様書での基準要求条件により、3ノットの速度で600mの距離を直線で進まなければければなら
ないが、この日のテストで平均1ノットの速度で走行して完走することが出来ず、直線を若干外して立ち止ま
るほかはなかった。
先立ってアラオン号は、去る26日南緯74度46分,西経137度21分地点で砕氷テストを実施したが、雪層が船の
衝撃エネルギーを吸収したために直線砕氷に失敗した。
極地研究所側は二回の砕氷能力試験が事実上失敗との判定が出て、内心焦燥感を隠すことができなかった。
仮に引き渡されたアラオン号を利用して、南極大陸基地建設候補地を確定させて砕氷テストも無事に終える
ことが極地研究所側の重要な任務であるためだ。
特に砕氷テストを成し遂げる事が不可能な場合、極地研究所がアラオン号を正式に引き取ることのできない
可能性があると伝えられた。
現在のアラオン号は仮に引き受けられた状態で、仕様書に明記された要求条件を飽き足りない場合、引き受け
を断れるように契約書が作成されていると分かった。
一方当初日程のとおり進行される場合、アラオン号は砕氷試験と南極探査などを経て、最後の中間寄港地で
あったニュージーランドのクライストチャーチに来月19日頃帰航する予定だ。
聯合ニュース 2010/01/27
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