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更迭2回…再び復活 元北京市長、共産党閣僚級に
【北京=古谷浩一】26日の北京紙「新京報」などによると、2008年に死者254人を出した
中国山西省での土石流事故の責任を問われて同省長の職を更迭された孟学農氏(60)が
共産党中央直属機関工作委員会の副書記(閣僚級)に就任したことが分かった。
孟氏は北京市長だった03年、新型肺炎(SARS)への対応のまずさから更迭されたことがあり、
復活は2度目となる。
中国では、重大事故の監督責任で幹部が引責辞任する例が相次いでいるが、
復職も次々と明らかになっている。05年の松花江の汚染事故で、
国家環境保護総局長を更迭されたことのある解振華・国家発展改革委員会副主任をはじめ、
高官にも「復活組」は少なくない。
市民の間では疑問視する声も強い。中国のネット上には「さすが不倒翁」「銃で撃っても倒れない」
などと孟氏の再復活を揶揄(やゆ)する書き込みが出ている。
朝日新聞 2010年1月26日23時43分
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