【中国】真珠の首飾り、イランにも 中国のシーレーン構築戦略[01/23]at NEWS4PLUS
【中国】真珠の首飾り、イランにも 中国のシーレーン構築戦略[01/23] - 暇つぶし2ch1:依頼779@はらぺこφ ★
10/01/23 06:11:13
【ロンドン=木村正人】「真珠の首飾り」のようにインド洋で次々と港湾建設を進める中国が、イランにも
技師と機材を提供していることが英軍事専門家の話でわかった。中国はインドや米国の海軍を刺激しないよう、
港湾施設の用途を通商目的に限定して、中東やアフリカから石油などの資源を輸入するシーレーンを着実に
築いている。

英軍事情報会社ジェーンズのアジア担当上級アナリスト、クリスチャン・レミュア氏らは、中国が整備を
進めるミャンマー・シットウェ▽バングラデシュ・チッタゴン▽スリランカ・ハンバントタ▽パキスタン・
グワダル-の4港を衛星写真で詳細に分析した。

2007年に開港したグワダル港では拡張工事が進められ、12年には現在の3バースを12バースに増やす
計画だ。中国は総額30億ドル(約2700億円)を投じて、石油貯蔵施設や自由貿易ゾーンなどを整備し
ている。軍事転用が可能な施設はヘリ発着場と隣接するビルだけで、同氏は「完全な商業港だ」と語る。

インド洋の要衝、ハンバントタ港に投入した金額は10億ドル(約900億円)。「真珠の首飾り」の中でも
同港は目覚ましく建設が進み、船舶修理所や倉庫、石油備蓄施設が整備されている。1~2隻の軍艦が入港
できるが、狭すぎて軍港には適さないという。

中国はインドを囲い込むように港湾網を整備。このため、インドはシットウェ港で中国が軍艦への燃料補給
施設を建設中だとして神経をとがらせているが、衛星写真からはその形跡はうかがえなかったという。

同氏によると、中国はシーレーン構築のため、ペルシャ湾やアラビア半島、アフリカ東海岸に港湾網を広げる
可能性がある。ただ、サウジアラビアやアラブ首長国連邦は港湾の新設には消極的で、中国はイランに技師
と機材を提供するなど関係を強化している。

ソマリア沖の海賊対策で600年ぶりにアフリカに艦船を派遣した中国では近年、15世紀に東南アジアから
インド、アラビア半島、アフリカまで航海した明代の武将、鄭和の役割が強調されている。

同氏は「空母をインド洋に展開するなど海軍力でインドや米国に対抗できるようになるまで中国は通商を前面
に押し出し、徐々に港湾網の整備を進めるだろう。今のところ中国に軍事施設をつくる野心は限られている」
と指摘した。


MSN産経ニュース 2010/01/22
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch