10/01/22 22:12:17
URLﾘﾝｸ(www.segye.com)
▲倭寇の巣窟だった台湾で倭寇と戦う明水軍の姿。
URLﾘﾝｸ(www.segye.com)
▲拉致された横田めぐみの実話を土台に日本政府が2008年作ったアニメ。
2002年、「横田めぐみ」という名前の女性が日本全土を揺るがした。日本の総理としては史上初め
て北朝鮮を訪問した小泉純一郎総理（当時）の前で金正日（キム・ジョンイル）北朝鮮国防委員長
が「めぐみ」拉致事件を公開で認めたためだ。大韓航空機爆発テロ犯金賢姫（キム・ヒョンヒ）の情
報提供後、北朝鮮に全方位的な圧迫を加えて日本人拉致事件に執拗にこだわってきた日本政府
の根気がついに光を放つ瞬間だった。
世界のどの国より自国民の事故に敏感に反応して安全保護に全力を傾ける国、それで少しでも
大きな人命被害が発生すれば列島全土が熱病にかかったように沸き立つ国。だがそのような日本
だから、対北朝鮮問題で明るみにでるあらゆる悪材料は一生担わなければならない自分たちの
悪業の報いと考える。
顧みれば民間人拉致の元祖であり加害者はいつも日本だった。それも北朝鮮のように17人程度
ではなく、大規模に新羅人と高麗人、朝鮮人と韓国人を一方的に拉致していった。東アジアの歴
史が始まって以来、中国と韓半島はもちろんインドシナ半島の海岸住民たちにとって、倭寇で代
表される日本人は恐怖そのものであった。
倭寇は好戦性と残忍さにあって北ヨーロッパの‘バイキング’も顔負けの海賊だった。倭寇の‘寇’
は盗みをこととする盗賊団という意味から分かるように、彼らの主な悪行は略奪にあった。そのよ
うな倭寇が韓半島の海岸を蹂躙して犯した常習蛮行がまさに民間人拉致。さらにこのような拉致
劇は世紀を繰り返すほど激しくなり、後には中央政府さえ大規模拉致に参加するようになる。まさ
に壬辰倭乱と丁酉災乱(慶長の乱)を通じて韓半島から連れて行かれた10万人余りの朝鮮の民が
生き証人だ。豊臣政権を打倒した徳川幕府が和親と通商再開を要請した時、朝鮮が掲げた最初
の条件がまさに朝鮮人の早急な帰還だった。
それから400年が流れて歴史は正反対に流れ始めた。列島から日本人が蒸発する事件がたびた
び起き、その度に北朝鮮が背後と目される「逆史」が始まった。皮肉な事実はそのような北朝鮮の
姿が単に民間人拉致ばかりか、すべての面で日本の過去の日々と驚くほど似ていることだ。
2003年．美女だけで構成された北朝鮮の応援団が韓国を訪れたことがある。訪問場所は夏季ユ
ニバーシアードオリンピックが開かれていた大邱（テグ）。当時302人で構成された大規模北朝鮮
美女応援団は一挙手一投足が注目された。だが大会終盤に韓国人の幻想を覚ませたのが他な
らぬ金正日肖像画事件だ。バスで移動中、道端にかかった金正日の肖像画が雨にぬれるのを見
た北朝鮮女性らが神経質に泣きだし発作を起こしたのだ。
70年前、日本もやはり、今の北朝鮮の姿そのままであった。皇宮の前の橋の写真を見るだけで、
お辞儀するほど尊敬してやまない存在が天皇だった。父母より大切で、空より高い対象、だからラ
ジオを通じた天皇の降伏宣言は日本国民にとってとうてい受け入れられない悲劇だった。だが残
念な事実はそのような天皇崇拝が単に国民の涙と敬拝を要求しただけではなかったこと。壁に掛
けた天皇の写真を取りに燃える校舎に飛び込んで焼死した校長や先生はその数を推し量ることさ
えできない。毎年降りてくる天皇勅書を群衆と部隊員の前で読む際に間違って発音したせいで自
決した人も頻繁にいる。
>>2-5に続く
ソース：世界日報(韓国語) [シム・フン教授の日本を見れば韓国が見える]歴史は回って
URLﾘﾝｸ(www.segye.com)