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中国国家統計局が21日に発表した2009年の国内総生産(GDP)は前年比8・7%増となり、
政府が目標として掲げていた「8%増(保八)」を達成した。
これに対し、英国BBC放送が2010年内に中国GDPは日本を追い抜き、世界第二位の経
済体となると報じた。21日、環球網が伝えた。
記事によると、09年の中国経済は驚くべき成長を見せたとし、2月に予定されている日本
GDPの発表を待たずして、中国が日本を抜いて世界第二位の経済体になる可能性がある
こと意味しているとした。
09年12月の貿易統計は中国の輸出が回復したことを示しているとしながらも、経済刺激
策の効果はあくまでも短期に限定されるものであり、輸出に依存する経済モデルでは持続
的な発展は不可能だと指摘した。
一方で、中国の製造業は技術および製品の質において、日本に肩を並べきることは十分
に可能だと指摘し、中国の電機メーカーの総経理の話として、中国経済が成長を保ち続ける
ためには製造業の高付加価値化が必要不可欠であると報じた。
そのうえで、中国の製造業は複雑かつ精密な技術が必要となる製品において、現状では
日本に差をつけられているが、その差を埋めることは可能であるとし、中国製造業の生産範
囲の拡大と質の向上にともない、日本はかつてない挑戦にさらされ、日中の競争はさらに激
化するだろうと予測した。(編集担当:及川源十郎)
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