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中国で学術論文の売買が横行 市場規模は130億円
【上海=河崎真澄】中国で学術論文の売り買いが横行し、
これに関連する“市場規模”が昨年、10億元(約130億円)に達したことが明らかになった。
修士や博士などの学位の不正取得の温床になっている可能性もある。
中国紙、長江日報(電子版)によると、この調査は武漢大情報管理学院の
沈陽副教授らのグループが3年がかりでまとめた。インターネット上には
3万5千もの論文代筆業のサイトがあり、論文1本の料金は800元
(約1万400円)からが相場となっているという。
論文の代筆を依頼する狙いは、学位取得のほか、研究所内での昇進などとみられている。
論文代筆業が成り立つ背景の一つとして、論文発表の場として公式に認められた
雑誌だけでも約9500誌と膨大な数に上ることが挙げられる。
仮に代筆業者が似たような論文を書いたとしても、なかなかチェックしにくいのが実情だ。
ソース:MSN産経ニュース 2010.1.21 10:48
URLリンク(sankei.jp.msn.com)