10/01/18 19:00:00
- ドイツ高官「国内3万の中国人研究者・学生は闇に潜むスパイ」 -
18日付環球時報はドイツ紙を引用し、ドイツ連邦憲法擁護庁高官がこのほど、
「中国は2005年以来、わが国企業に対するスパイ活動を続けている」と述べたと
伝えた。ドイツ在住の中国人研究者・留学生・外交官ら3万人は「闇に潜むスパイ」
という。
同高官によると、ドイツ企業はインターネット大手検索サイトのグーグル(Google)
が受けたのと同様の攻撃を受けている。ドイツ国内の産業スパイの6割は中国人で、
ドイツ企業の最先端技術は「彼らのお気に入り」という。
環球時報は「ドイツのメディアと一部情報機関は『中国人スパイ』の問題をあおり
たてている。中国の専門家は『このような無責任な煽動は、両国関係に悪影響を
与える恐れが大きい』と何度も警告している」と批判した。
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◆解説◆
ドイツ連邦憲法擁護庁(BfV)は、ドイツ政府の情報機関のひとつ。ドイツの自由
民主主義体制を守る任務を持ち、東西ドイツ統一前には東ドイツの情報機関に対抗
する意味合いが強かった。現在はネオナチズムの活動にも神経を尖らしている。
産業スパイ対策にも従事しているが、最近では「中国人スパイ」をとりわけ警戒
しているとみられる。(編集担当:如月隼人)
ソース : サーチナ 2010/01/18(月) 17:29
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