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韓国紙、日本原作のリメイク作品の急増に懸念の声
2010/01/18(月) 16:58
1月4日に放送がスタートしたKBSのドラマ『勉強の神』が、放送4回目で視聴率26.3%を
記録するなど、爆発的な人気を誇っている。
日本のTBSドラマ『ドラゴン桜』をリメイクしたこの学園ドラマは、たびたび検索語
ランキングにドラマ関連のワードが登場するなど、その人気ぶりを垣間見ることができる。
韓国では近年、日本の小説や漫画を素材にした映画やドラマが急増している。
特に、韓国の公営放送であるKBSは09年の『花より男子』と『結婚できない男』に続き、
今回の『勉強の神』と、日本ドラマをリメイクした作品が続々と登場している。
このような状態に、17日付京郷新聞は「韓国ドラマの基盤を揺るがす」と懸念をあらわした。
記事では、複数の文化評論家や放送評論家など専門家たちの見解を紹介し、公営放送である
KBSが頻繁に日本のドラマをリメイクするのは問題であると指摘する。
また、「日本の文化や教育環境が浸透しているドラマをそのままコピーしている作品を放送するのは
公営放送の責任放棄に当たる」と、KBSの労働組合からも反対の声があがっていると報じた。
そして、「公営放送が韓国特有の新しいアイディアの開発や作家などの人材発掘に対する投資を行わず、
海外のヒットドラマのコピーばかりすると、韓国ドラマの未来は暗くなるしかない」と憂慮を示した。
これについて、韓国のネット上では、
「公営放送は視聴料を徴収しているもの。視聴率とは関係なく、社会に有益なものを作らねばならない」
「リメイク版だけを制作すると、日本の原作ドラマや原作漫画にも莫大な著作料を支払うことになる。
リメイクばかりしないで韓国でもいいドラマを作るべき」
と、公営放送の視聴率取りに厳しい声があがっている。
一方、日本でも韓国のドラマや映画がリメイクされることが増えてきており、このような双方向の交流に、
16日付京仁日報は「文化の交流は双方向に交流して発展するもの。韓流は日流が出会い、
さらなる飛躍を遂げることができる」と、前向きな見解を示している。(編集担当:金志秀)
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