10/01/14 14:31:44
米軍普天間基地移設問題に揺れる沖縄県名護市辺野古で、亡くなる直前まで反対運動
の先頭に立ち続けた金城祐治さん(享年72)のドキュメンタリー映画の上映と、監督・
輿石正(こしいしまさし)さん(63)のトークが、16日午後6時15分から、中央区荒戸3の
ふくふくプラザ5階視聴覚室である。主催は沖縄とむすぶ市民行動・福岡など。
上映は昨年10月に完成した「悼画(とうが)・金城祐治さん」。映画で金城さんは、生まれた
大阪で受けた激しい差別と、隣人の在日コリアンの優しさが忘れられないと語る。父の郷里・
辺野古に移住後も、その体験が、理不尽なものと徹底的に闘う姿勢を貫かせ、労働運動、
そして辺野古での反対運動へと身を投じていった。
名護市で予備校を経営する輿石さんは、反対運動を通して金城さんと知り合った。数々の
圧力を受ける中、金城さんは物心両面で支援してくれたという。
輿石さんは「差別の苦しみを知る金城さんは、弱者への温かいまなざしを持ち続けた。
辺野古は今、全国的な関心事だが、政治的な面だけでなく、その背後に、基地を背負わされ
差別された沖縄の人がいることを忘れないでほしい」と話す。
参加費は一般800円、学生500円。問い合わせは、実行委の木下さん(省略)。
【幸島朋子】
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ソース:毎日新聞