10/01/13 11:02:05
ブラジルの高速鉄道計画をめぐる公聴会がリオデジャネイロで開かれ、このところ海外で鉄道技術の売り込み
を図っている中国勢も入札に参加する意向を示し、日本など各国の企業との間で受注競争が一段と激しく
なりそうです。
ブラジルでは、リオデジャネイロからサンパウロ州内まで、およそ500キロメートルを高速鉄道で結ぶ計画
が進められており、11日、リオデジャネイロで初めて公聴会が開かれ、各国の企業関係者など100人余り
が参加しました。総工費が日本円で1兆7000億円を上回るこの計画をめぐっては、日本や韓国、それに
フランスなどの企業グループが受注を目指していますが、この日の公聴会で、中国企業の関係者が「この計画
に参加できれば光栄だ」と述べ、来月にも行われる予定の入札に参加する意向を明らかにしました。中国は、
日本など海外から導入した技術を活用して国内で高速鉄道の建設を拡大する一方、コスト面の競争力を生か
して、国ぐるみで鉄道技術の海外への売り込みを図っています。世界で存在感が高まる中国企業がブラジル
の高速鉄道計画にも参入する意欲を示したことで、日本を含む各国の企業との間で受注競争が一段と激しく
なりそうです。
NHKニュース 2010/01/12
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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