10/01/13 10:50:05
6日に発生した日本の調査捕鯨船団の「第2昭南丸」とアメリカの反捕鯨団体シー・シェパードの小型高速船
「アディ・ギル号」が衝突した事件で、両者の主張には大きな食い違いがあり、余波が続いている。シー・
シェパード側は日本の調査船を「海賊行為」として告訴するなど、事態はニュージーランドやオーストラリア
まで巻き込む国際紛争になりそうだ。
『聯合ニュース』など韓国のメディアもこのニュースを伝えているが、事件発生後の一週間、この話題を
取り上げた記事は10件ほどと、意外と注目度は高くない。しかし、メディアの報道以上に、この話題を取り
上げるネットユーザーも多く、「調査捕鯨の名でクジラを捕獲し続ける日本も、クジラの保護という名目で
過激な行動を繰り返す環境団体もどっちもどっち」と、日本の調査捕鯨とシー・シェパードの反捕鯨の両者
に批判の声がみられる。
関連写真:そのほかのクジラに関する写真(117件)
sealoverというネットユーザーは、ブログで「両者とも真実を言っているが、両者とも隠している
事実がある」と述べた上で、日本の捕鯨とシー・シェパードの反捕鯨をゲームに例え「ひとつ確かなのは、
捕鯨と反捕鯨は相手なしにはできないゲームで、どちらが勝っても両方損する」との見解を綴る。そして、
「日本は反対を仕切ってクジラを捕獲しており、実益はないように思える。本当の理由は分からないが、
伝統の食文化云々の裏には宇宙開発のための潤滑油の獲得が目的かもしれない」と指摘する。
また、ネビアチというネットユーザーも「アディ・ギル号」側と「第2昭南丸」側の言い分を紹介し「どちらが
勝っても、第三者から見た場合後味の悪い事件である」との見解を示した。そのコメント欄にも「クジラ保護
も必要だが、シー・シェパードの活動は犯罪」「エコテロリストとの評価にはそれなりの理由がある」
「あの団体は元々悪名が高い」など、捕鯨に反対のネットユーザーからも、シー・シェパードの過激な行動
には非難の声が高い。
絶滅危機種にあるクジラの保護とその他漁業資源の保護、クジラの生息数の把握、そして昔から長年クジラ
を食べてきた伝統の食文化、これらの問題が複雑に入り混じっているクジラの捕獲は、今後どのような解決
策を迎えるか課題は山積みのようだ。(編集担当:金志秀)
サーチナ 2010/01/13
URLリンク(news.searchina.ne.jp)
参考(参考ブログ)
URLリンク(exnavydoc.egloos.com)
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