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韓国の中央日報は11日、『2030年の韓国人“日本は近くて近い国”』と題した記事で、
近い将来の韓国では日本に親近感を持つ人の割合が増えると報じ、韓国のネット上
では賛否両論の意見が集まっている。
記事では、過去の歴史的葛藤（かっとう）から抜けだせなかった日韓関係に変化の
機運が訪れているとし、韓国の若い世代が日本に対して抱くイメージなどを紹介して
いる。特に日本の大衆文化が解放された1998年以降に生まれた若い世代は、自然
と日本の文化に親しんでいるケースが多く、女子中高生の間では日本のドラマや
バラエティー番組を知らないと会話に入れない場合もあるとしている。
このようなことから、記事では現在の若い世代にとって日本は近い存在であり、
彼らが大人になった頃にはさらに対日感情が親日の方向へ進む可能性があると
予想。また、日本での韓国に対する親近感の高さも紹介した上で、これまで「近くて
遠い国」であった日本と韓国は、将来「近くて近い国」になるだろうとしている。
これに対し、韓国のネット上には「親日的な記事だ」「日本は私たちの両親や祖父母
の世代に大きな苦痛を与えた。このような傾向は残念だ」「こういう記事で国民を
愚弄するな」「若い世代の両親は何をしているのだ」と記事の内容に反発または憂慮
する声が集まった。
しかし、「躍進する中国に対抗するため、日本、韓国、北朝鮮は一緒になる必要が
あるだろう」「日本と韓国は、民族的にも文化的にもつながり合う兄弟国。近い未来、
連邦国になるのでは」と今後の日韓はさらに緊密な関係にならざるを得ないとする
意見も寄せられている。
一方、記事の中に登場する「最も嫌いな国」年代別グラフでは、20代から60代以上
までの全体平均が日本32．6％、中国12．1％であるのに対し、20代のみを見ると
日本22．0％、中国24．6％と、中国が日本を追い抜いている。
ソース：サーチナ
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