10/01/09 08:14:59
【コラム】２０１０良きパートナー、大韓民国！
２０１０年にはとりわけ多くの国際行事が開かれる。主要２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会議をはじめ、
政府・地方自治体・研究機関・報道機関が主催する国際フォーラムが予定されている。
海外グローバル会議も多く、‘行事天国の一年’になる見通しだ。こうした行事を開催しながら、
２０１０年に私たちが得ようとしているものは何か。おそらく国民がより成熟する契機になり、
国際社会でさらに認められるようになることを多くの国民が望んでいるだろう。
そのためには２０１０年の目標と計画が必要となる。
世界はいつよりも経済危機克服のための健康な協力モデルを必要としている。
Ｇ２０では唯一、開発途上国の経験がある大韓民国があげた成果にも高い関心を見せている。
韓国の先進国と開発途上国間の懸け橋的な役割に対する期待が大きいのみならず、
私たち自らも米国・日本・中国の間で成長する具体的な道を見いださなければならない時だ。
こういう意味で２０１０年の目標は、国内外的に良いパートナーになるために力強く走る
韓国の姿を描きながら、「２０１０良きパートナー、大韓民国！」と定めてはどうだろうか。
こうした目標の下で迎える国際行事で、いくつか基本といえるグローバルミニマム
（Ｇｌｏｂａｌ Ｍｉｎｉｍｕｍ）を守れば、大韓民国の国家ブランドは確実に一段階以上高まると確信している。
まずは、地球村のさまざまな考えや主張に関心を持とう。国際行事の開催が成功したという
評価を受けるためには、韓国の視点ではなく国際的な視点で目標とテーマが設定され、
実質的な結果が出てこなければならない。すなわち、国際社会が直面した問題を把握し、
問題解決のためのさまざまな案が提示される中、自然な形で韓国特有の価値と解決策が
紹介されてこそ、リーダーシップを発揮できる。これにはメディアの努力が非常に重要となる。
例えば先月のコペンハーゲンで開かれた国連気候変動枠組み条約第１５回締約国会議
（ＣＯＰ１５）は、ガーディアンと国際的に最も影響力がある政治ブログニュースの
ハフィントンポストがイッシューを活発に導いた。
２つ目、客の満足が優先される行事にしなければならない。国際行事ではよく眉をひそめてしまう
ような場面がある。外国人客を座らせておきながら韓国語で進行したり、
過度に政府や地方自治体の儀典を重視する場合、出席者の討論の機会が無視され、
第２回・第３回を繰り返してもいつも初回行事のように内容の連続性がないものとなる。
こうした現象は、国際行事を推進しているチームの中で明確な目標意識が不足しているために表れる。
家に客を招待する時、家族がなぜその客を呼んだのか、客が何を好んで嫌がるかを前もって知り、
誠意を込めて客をもてなすのが基本ではないだろうか。
グローバルスタンダードを語る前にグローバルミニマムを徹底的に守ることが重要だ。
（>>2以降に続く）
パク・ヨンスク・フライシュマンヒラード・コリア代表
中央日報/Joins.com 2010.01.08 15:11:00
URLﾘﾝｸ(japanese.joins.com)
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